9月22日(土)島原新聞 記事


 


招き猫まつり始まる

300万もの珍品はじめ一万点

29日の「来る福招き猫の日」を記念して
「第四回来る福招き猫まつりin島原」(同実行委員会)が、
21日から島原市万町のしまばら水屋敷をメイン会場に開かれている。
10月9日まで。

今回の目玉は、日本で最も人気のある作家、もりわじんさんの作品
「アハーン招猫神」(300万円)と、
九州では初めての新潟の招き猫絵師、布施渥さんを招いての手描き実演。

「アハーン招猫」の「アハーン」とはサンスクリット語で「もっとも大切な」という意味。
二匹の猫がしっかりと抱き合ったつくりに、見にきた人の中にはため息をつく人もいた。

ポピュラーな常滑焼きの招き猫から高価な九谷焼のものまで、
所狭しとさまざまな招き猫が並べられ、その数およそ3000種、1万点。

店主で実行委員長の石川俊男さんは
「心のゆとりをもって生活すること。
 そういったのんびりとしたところが招き猫にはある。
 将来的には秋の招き猫まつりとして定着させたい」と語り

「自分の好みの招き猫も見つかるはずですから、
 誘い合わせて多数お出かけください」と呼びかけている。

なお、サブ会場として速魚川ギャラリー、松屋菓子舗ギャラリー、島原とみや
などでも開かれており、招き猫と湧水めぐりの散策を楽しめるようになっている。



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